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水泳教室最終日
こんばんわ
スポーツ広場 代表 です。
先日は発達障害児の為の水泳教室が最終日になりました。
最終日には過去最高の人数を記録して
やはり水泳がいかにニーズがあるか感じられる結果になりましたね。
学校教育の水泳授業では・・・
検定はあるのに指導はしないのが現状です。
本当にただ遊んでいるだけ?
指導できる人がいないの?
私が小学生の頃を思い出しても、泳力を上げる練習はしたことないですね。
そこに矛盾がありますね。
じゃあ一方スイミングクラブでは・・・
同じく検定があります。
教える事はするのですが、あまり検定にこだわりすぎて
なかなか受からない子が続出
私達体育の家庭教師にスイミングクラブの検定で受かる様に
という依頼まで来てしまいます。
これでは何のためのスイミングクラブなのか?
検定に受かるようにするのが、スイミングクラブの仕事なのではないか?
同じクラスに半年とか1年もいさせるようじゃ、逆に担当インストラクターの資質を疑います。
これにはビジネスも絡んでいるので、受からせてしまうと泳げる様になったから
や~めた!
になっていまわないように、上げなかったりとか・・・
上のクラスが今人数多いから、いったんストップとか・・・
本来泳げる様になりたくて来たのに、1年掛かっているくらいなら
自分で練習した方が早いのではないのかと・・・
そんな不満を解消するべく考えたのが
スポーツ広場の水泳教室でした。
泳げない子が多いのと、水に慣れていない子が多いこと。
水に慣れているなら、比較的早く泳げるのですが
水慣れしていないと、時間が掛かります。
なので、待つ時間を極力減らして常に水の中にいてもらう事にしました。
慣れていないのなら、早く慣れてもらう為に
とにかくたくさんの時間を水に触れてもらえるようにしました。
とにかく泳ぐ事!
いらない練習はやらない。とにかく最短で泳げる様に!
水慣れしている子に水の楽しみを教える練習をしても意味無いです。
泳げる子・まったく泳げない子が混在するクラスでも
スポーツ広場では、その子にあった練習法を毎回行いました。
みんなが同じ事をするのではなく
上達具合によって、みんな違う練習をしていました。
時に厳しく!
水泳は一歩間違うと大きな事故につながります。
発達障害のお子さん達も、これからもそういった場面に出くわす事もあるだろう。
だからこそルールは厳しく行わなくてはいけません。
あまりに楽しすぎて我を忘れてしまったり
興味の移り変わりが多く集中できなかったり等・・・
今後社会に出て行く上で少しでも、成長して欲しい!
という思いから、ルールを破る行為には厳しく注意していました。
指導も時に厳しく!出来た時には褒めてあげる!基本の指導で行います。
その為か、混乱も無く無事に教室を行う事ができました。
約二ヶ月間の水泳教室でしたが
特に全く泳げない子達は大きな成長が見られました。
顔さえつけるのが嫌!
1秒もつける事ができなかった子が
面かぶりクロールで10mまで泳げる様になりました。
既に息継ぎの練習に入っています。
これで息継ぎができれば、25mはもう目の前でしょう。
次回開催は9月~の予定です!
2ヶ月空いてしまうのが、残念ですが
泳ぐ様になる為にはむしろ冬に行う方が良いです。
夏前に始めて、泳げるようになるのが夏の後になってしまい。
水泳を止める。
夏前にもう少しだったから、もう一回水泳!
でも忘れてるから、最初からもう一度・・・
こんな状態にならないように、まずは泳げる事が定着するまでは
定期的に行う事をお勧めいたします。
まずは25m泳げるまでは続けられる方が、身体が覚えますからね。
泳げない発達障害のお子様をお持ちの親御さん。
半ば諦めていた方もいらっしゃいます。
「泳ぐ事は無理ですか・・・」
それでも、多少時間は掛かっても、必ず泳げる様になります。
ご連絡お待ちしております。