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握力のお話
今回は「握力」について取り上げたいと思います。
腕の力や、腹筋の重要性は皆さんわかるかと思います。
しかし、握力に関しては皆さん知っているでしょうか?
握力というのは大きく分けて4種類あります。
1.クラッシュ力(物を握りつぶす力)
2.ピンチ力(物をつまむ力)
3.ホールド力(握ったものを保持する力)
4.ものを開く力
以上に区分されます。
握りつぶす。開くのは瞬間的な力。
要するに瞬発力になります。
つまむ、保持するのは持久的な力になります。
握力にはスポーツにおいて
非常に重要な役割を果たします。
例えば野球のバッティング。
打つ瞬間に強く握り込んでいなくては、飛距離も出ません。
鉄棒に関してもそうです。
長くぶら下がっていたり
回転系の技を出す時にも握力は重要です。
緊急回避などの時も、とっさに物をつかむ時も
握力が無いと怪我にも繋がります。
安全、怪我予防の面でもある程度
握力を鍛えておく必要があります。
下の表は各年齢別の平均値です。
みなさんは如何でしょうか?
年齢 男/女子
10 17.79/16.61
11 21.21/20.10
12 25.45/22.37
13 31.28/24.42
14 36.02/25.79
15 39.14/25.84
16 42.73/26.64
17 43.40/26.92
18 45.08/27.53
19 45.96/27.91
20 46.16/28.11
25 47.69/28.87
30 48.89/30.15
35 48.19/29.77
40 48.29/29.87
45 46.82/29.52
50 45.34/28.29
55 43.80/26.96
59 41.32/25.56
平成8年体力・運動能力調査による
上記に達していなかった場合
少しでもトレーニングをする事をオススメします。
簡単な方法としては
ハンドグリップを使用するのが手っ取り早いです。
毎日50回くらいを、何セットかに分けて行う事で
十分な握力アップが望めます。
お風呂場で、湯船に浸かりながら手を
グーパーグーパー
と連続で行うのも効果的です。(意外とキツイです・・・)
その他にも、鉄棒にずっとぶら下がっていたり
上り棒を登ったりするだけでも
鍛えることは可能です。
最近のお子さんは
缶ジュースが開ける事が出来なかったり
ペットボトルの蓋も開けられない子供もいます。
これはちょっと危険な状態ですね…
日ごろの中で
お母さんも一緒にグーパーグーパーする事だけでも大丈夫です。
子供の握力。一回調べてみませんか?
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