close

ブログ・ワンポイントレッスン

ブログ

運動会について

いよいよ秋の運動会が全国で始ります。

すでに始っている地域も多いと思いますが

今回はこの「運動会」にクローズアップしてお送りします。

運動会の起源は1878年に札幌農学校で開催された遊戯会であると考えられています。

その後初代文部科学大臣である森有礼によって、体育の集団訓練を高めるものとして

「運動会」を行う様になったようです。

運動会では、個人競技・学年別のダンスや体操・騎馬戦などに代表される男子・女子だけの参加のもの

これが日本の運動会の定番です。

でも近年では、危険性の高い競技は廃止の傾向にあります。

「騎馬戦」や「棒倒し」

落下による危険が高い為、今の運動会では見る事が少ないです。

棒倒しは一番燃える競技だったんですが…

一部地域では、男子の上半身裸に対して

「男子が裸を見せるなんて!」

と言う意見から、上半身裸禁止!なんてのもあるとか無いとか…

更に、一時期話題にもなった、競争心を煽る行為として順位を着けない

「徒競走」の存在まで出てしまう状態です。

運動が得意な子が活躍できるのに、これはちょっとおかしいのではと思います。

 

ではここで世界の運動会をちょっと見てみましょう。

アメリカは?

運動会と呼ばれるモノは実はほぼ無いそうです。

その代わりに「Field Day」と呼ばれるモノがあり、参加は自由参加

ダンスやマスゲームは一切無く、陸上・球技だけで、やりたい人が行うだけだそうです。

イギリスでは?

「Sports Day」と呼ばれるモノがあります。

アメリカと同じく自由参加です。様々な競技が用意されていて

自分達でカードを用意して、そこに成績を書き込んでいくのだそうです。

上の二つの例には、予行練習やプログラムは一切無く

日本で言う球技大会や体育祭に近いものになっているみたいです。

個人の種目が重視され、日本の様なマスゲームは行わないのがほとんどだそうです。


日本の運動会とはちょっと違いますね!

でも日本でも是非取り入れて欲しいと思います。

私たちスポーツ広場では、運動会前は非常に依頼件数が増えます。

それは運動会の徒競走で、良い成績を収めたいというものです。

もちろん、走りを速くする事は充分に可能です。

しかし普段から、こういった陸上大会みたいなものが日本でもあれば…

徒競走を行うのは、運動会と運動会前の練習位しかありません

体育の時間では「走る」に特化した授業は行われないからです

走りを速くしたいと言う意欲を上げる為にも、こういった行事は日本でも取り入れて欲しいものです。

 

子供の晴れ舞台の一つでもある

運動会

日頃の練習の成果を見てあげましょう!

でも日焼け止めは忘れずに!

 

ブログランキングに参加してます。応援ヨロシクお願いします!!

リンクバナー

カテゴリ

カテゴリ

月刊アーカイブ

月刊アーカイブ