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【シリーズ】幼児期に習得しておきたい感覚運動6
シリーズでお送りしている
幼児期に身につけたい運動感覚
今週は第6回です。
今回のテーマは!
「視覚による手足の運動感覚」
です。
何事もそうですが、目で見てから行動に入ります。
とっさの判断や、目の前で何が行われていて
自分が何をしなくてはならないのか?
そういった
目で見て!そして身体を動かす。
目で見た情報に誤差が生じないで、身体を動かせる様に
今日もトレーニングをしましょう!
トレーニング1:ボール動作
ボールを使った様々な動作を行います。
特にボールは目で見てからの動作の基礎になりますから、たくさんボール遊びをしましょう!
・ボールつき(ドリブル)
・ボール投げ(スロー)
・ボール取り(キャッチ)
・ボールころがし
・ボール避け
等ですね。ボールは特に買う必要もありません。
タオルを丸めて結んだモノでも大丈夫ですし、新聞紙を丸めたのでも大丈夫です。
とっさに思いついたときに、その場の道具を応用して使ってみるのも
子ども心に響くかもしれないですね。
特に投げ取りは、目でしっかりと見ていないとできないので
重点的に行う事をオススメします!
とっさの行動にも対応できる様に、是非ボールを避ける動作も行いたいです。
天井から、タオル等を丸めたものをぶら下げて
軽く動かして動いて避けるゲームも子どもは喜んで行います!
遊びながら、是非目の力を上げていきたいですね!
そこから、動いているボールを叩いたり、避けながら叩いたりすると
更に上のレベルの動作になります。
レッスン2:輪っかを使った運動
フラフープ等の輪っかを使った運動も適しています。
ボールと同じく
・輪投げ
・輪ころがし
・輪跳び
輪投げは狙ったところにしっかりと投げられる様に!
自宅で縁日風にしても良いかも知れないですね。
輪ころがしは、バランスも要求されますので、ある程度成長してからの方が良いかもしれません。
輪跳びは、前回と同じくケンケンパッ!の要領で、どこに輪があり、どの程度の力で飛ばなくてはいけないか?
これを知るための運動でもあります。
輪を使っての縄跳びも是非行いたい運動のひとつです。
いきなり縄で跳ぼうとすると、回す感覚が全く身についていないと
跳ぶ前に回すだけで時間が掛かってしまいます。
なので、固定された輪から行うと、スムーズに縄跳びに入れる筈です。
を子どもに感覚として覚えさせますので、ボール同様増やしたい遊びですね。
基本として、道具を使い利用するのが一番です。
最近ではnintendouDSにも「眼力トレーニング」なるものもあるので
ある程度年齢が上がったら、子どもが好きなゲームを利用するのも効果的です。
視覚からの運動感覚はとにかく、反復練習です。
反復する事で、反応の速度を上げる事が充分に可能です。
普段の家庭環境の中から是非取り組んでいってくださいね。
来週は「聴覚からの運動感覚」になります。
お楽しみに!