ブログ・ワンポイントレッスン
ブログ
【シリーズ】幼児期に習得したい運動感覚1
今週からシリーズでお送り致します。
幼児期の運動について。
幼児期の運動はとても大切なものになります。
以前にも書いた、ゴールデンエイジの件もありますが
子供の運動の一番伸びる時期に運動が好きであり
そして、ある程度の感覚を身に付けていなければ
せっかくの大切な時を、効率良く活かす事ができなくなっていってしまいます。
その為に今回のシリーズでは、特に幼児期に習得しておきたい
感覚運動をご紹介していきたいと思います。
第一回目は!
「逆さ感覚」
逆さ感覚とは読んで字の如く、逆さになる感覚の事です。
人間普段は、立っている状態です。逆さになる事なんて、運動以外では殆どありません。
その逆さになる事を怖がってしまうと、どうなってしまうのか?
逆上がりがなかなかできない。
前転や後転といったマット運動ができない。
この様な症状が出てしまいます。
私達体育の家庭教師スポーツ広場でも
逆上がり、マット運動は上位を占める依頼内容でもあります。
幼児期に是非とも慣れさせて欲しい感覚運動の一つです。
逆さ感覚を身に付けよう!
では実際に逆さ感覚を身に付ける運動です。
○手押し車
自分の身体を腕でしっかりと支持をして、支える力を身につけます。
この時はしっかりと肘を伸ばし、地面をぐっ!っと押す感覚がベストです。
手押し車から、徐々に足を上げて逆立ちに近い状態までもっていきます。
これならば、角度も調整できるので子供も怖がりません。
目線は手と手の間を見ましょう!
目はそのままで足の角度だけ上げていきましょう!
○ブリッジ
普段活発に動いている子なら大丈夫ですが
腕の支える力が無いと、子供の筋力で綺麗なブリッジはできません。
ブリッジでは全身の筋肉を使いますので、筋力トレーニングの意味でも
是非行っておきたいですね。
お腹を上に上げて、しっかりとアーチを作りましょう!
○かえるの足打ち
これは四つん這いの状態から、手を支持したまま足だけジャンプをして
足の裏同士で叩きます。
何回できるかチャレンジしてみましょう!
たくさんできるようにする為には、高く上げなくてはいけません。
この高く上げるのがポイントで、自力倒立の一段階目になりますので
頑張ってたくさん足を叩ける様にしてみましょう!
まずは手押し車と同じように目線は手と手の間を見ましょう!
なるべく高く上げて、足を打ちます。
初級は1回
中級は2回
上級は3~4回がベストです。
以上3点の運動で、逆さの感覚を身に付け
身体が逆さになる恐怖を取り除いてあげましょうね!
次回は「高さ感覚」についての特集です。
お楽しみに!