ブログ・ワンポイントレッスン
新体力テスト
【上体起こし】継続は力なりってホント!?
こんばんは。
スポーツひろばの今村こころです。
4月のレッスンのテーマは
【体力テスト】
スポひろで扱っているのは以下のとおり・・・
①握力
②長座体前屈
③上体起こし
④立ち幅跳び
『【立ち幅跳び】についての研究活動』
http://ameblo.jp/spohiro/entry-12269863887.html
⑤反復横跳び
『【反復横跳び】ふりこのように真ん中に戻ってくる!』
http://ameblo.jp/spohiro/entry-12269499637.html
⑥50m走 ※5月【ランクラス】のみ
⑦ボール投げ ※5月【ランクラス】のみ
(⑧20mシャトルラン) ※スポーツひろばでは今年は扱っておりません
今日は、身体の動かし方を伝えて、0(全くできない)を1(1回できた!)になった!・・・の後のお話です。
たった1時間のレッスンだけでは、本番やその後まで効果が継続・その後何もしなければ上がる…なんて夢のようなことはないのが現実です(運動に限ったことではないですが)。
1からその先は、継続によって伸ばしていこう!ということで、、
スポーツひろばでは4月1週目より、
毎週【上体起こし】を継続メニューとして取り組んできました。
今週は4週目!
いよいよ計測の週です。
※ちなみに1週目に結果を比べるために計測してあります!
【上体起こしのコツ総復習】
①起き上がるときは、顎を引いておへそを見る
・・・・あごが上がると体が反ってしまい起き上がることができません!
②背中、お腹と丸めてまっすぐ起き上がる
・・・この順番が大切です。お尻から・お腹からでは上がりません。また、左右の動きが入ると遠回りになるので余計な体力を消耗してしまいます!
<起き上がりエクササイズ>
●立って地面に前屈する・両手補助(背中を支えながら)起こす
・・・負荷が低い状況から慣れる
●起き上がった状態からゆっくり寝転がる
…逆の動きをゆっくり行う
③起き上がるために一気に力をぐっと入れる
・・・運動が苦手なお子様には過緊張(ずっと力を入れる)タイプと低緊張タイプ(ずっと脱力)が多いです。力を入れる・抜くという緩急(切り替え)を意識させる活動が有効です。特に頑張るぞーとずっと力むんでしまっては動けません!
<脱力エクササイズ>
●起き上がるタイミングで背中をポンとたたく・「ポン!」と言う
・・・力を抜こう!と言葉だけで意識してもらうのは難しいです。力を入れるきっかけ(刺激)・力を入れやすいイメージがわく言葉かけが有効です。
上のようなポイントを意識しながら、50回取り組んできた子どもたち
…その結果はいかに⁉︎
Aくん 7回 →15回
Bくん 0回 →16回
Cちゃん 12回 →21回
大きく数値を伸ばすことができました!
終了後の様子です。
親「お~(大喜びで拍手)」
子ども「…(辛すぎて無言)」
先生「みんな1ヶ月よく頑張ったね!」
子ども「…(笑顔だが無言・芋虫のように悶えている子も)」
継続は力なりでしたね!
全力を出し切ったことを親御さんも、先生も褒めます!称えます!
ちなみに上体起こしは、体の幹となるお腹を鍛えることができ、回数でどれだけ伸びたかという頑張りの成果が目に見えてわかるので、年間を通して取り組んでいくレギュラーメニューです。
先生「来月も、もりもり起き上がっていきましょう!」
とこの事実も伝えました。
子ども「ええぇ~(大声)!」
先生「だよねえ。気持ちはわかるわー!では休憩!」
直後の苦しい状況的に、そんな気持ちになるのはわかります。
でも楽しい!楽!だけでことが進むとはかぎらないし、進まないことも多い。
「ええぇ~!」と言いながらも、心のどこかでは「(でもやるか!)」みたく、続ける意味を見出し続けられる工夫や伝え方をは先生(私)のお仕事ですね。私も辛くて苦しいのは嫌なので、身が引き締まります。
※【上体起こし】の状況はまた後日レポートいたします!
以上、4月ラストを締めくくるレッスンのレポートでした!
※5月は【ボール運動】に取り組みます!