こんばんは

スポーツひろば　ゾノ先生　です。

つい先日のことなのですが

ほぼ毎週の様に水泳個人指導を行っていた

知的障害のSくん

昨年の11月からいつも使っていた施設が改修工事に入り

レッスンをお休みしていたました。

来月よりレッスンが再開できるので

メールで連絡したところ

「もうSくんは私の元にいないのです」

「先生ありがとうございました。」

ちょっと待ってください！！

そんな突然何があったんですか！？

その子は家庭の事情により

おばあさまが一人でS君の面倒をみていました。

私自身もS君の一生を見る事は現実的にも不可能だとは

思っていたので、何回かS君の進路のことでお話をしたこともありました。

今回の改修工事中に

おばあさまがご病気になられて入院することになったそうです。

身寄りのないS君は施設に預けられる事になったと・・・

S君はスポーツひろばが烏山に出来た初期に入会した子です。

スポーツひろばとともに成長したといっても過言ではありません。

スポーツひろばが初めて企画した合宿も最初から去年の冬まで毎年参加していました。

合宿では真っ先にご飯を食べ終わり

好き嫌いもせずにきれいに食べていました。

水泳の個人レッスンの時に

おばあさまを置いて一人で勝手にいってしまい

行方不明になり一緒に探したのもいい思い出です

改修工事でしばらくは会えないけど

4月から普通に会ってレッスンをまたやろう！

と思っていただけにショックが大きいです。

S君は水泳個人で大きく成長しました。

まったく泳げない、いう事もなかなか聞いてくれない

そんな状況から

最近ではクロール、平泳ぎともに100m以上泳ぐようになり

毎回来るたびに好きな動物を模した泳ぎを

「マンタ泳ぎやる！」「イルカ泳ぎやる！」

「じゃあきれいに一回泳げたらな～！」

と言って一緒に泳いでいたものです

私の膝の上に乗って

ジャンプしてプールにダイブすることが好きだったSくん

もうレッスンで会う事は出来ない事になりました。

しかし

施設での面談は出来るみたいですので

半年空いてしまいましたが

S君に会いに行きたいと思います。

施設で元気にやってると良いな

わがまま言ってないかちょっと不安ですが

会える日が楽しみですね