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ブログ・ワンポイントレッスン

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大縄レッスンを跳び越えて

こんばんは!
スポーツひろばの今村こころです。

全4回の縄跳び教室も最後です。
今週のテーマは…


「大縄」でした!

まずは、跳べない原因を考えます。

①(「ワカラナイから」)
②「コワイから」
③「イタイから」

大人でさえ、得体の知れない怖くて痛いことはまっぴらゴメンではないでしょうか。

③の【痛み】に慣れることはできませんが、②の【恐怖】は、①の【やり方】を教えて、回数を重ねることによって、慣れることができます。



…ということで、
この3つの原因を解決すべく、
以下のような指導を行いました。

①【やり方】を伝える
…入って抜ける方向、跳ぶ位置をテープやマットで視覚化し、入って跳んで抜けるタイミングを歩きながら確認する。
→「1.2.3で入って、4で跳んで、5で抜ける」

②【怖さ】を取り除く
…入る位置から縄を見て、回す回数を数えるゲーム。中速→高速→超高速と回す速度を早くしていき、縄に目を慣れさせる。最後は跳んでいく低速で終わらせる。
→先生「今日はこの速度で跳んでいくよ」
→子ども「遅いね!」

③【痛み】を取り除く
…「肝試しするよ!」と伝え、1.2.3で入り、4の跳ぶ位置で気をつけをし、わざと足に縄を当てさせる。
→子ども「あれ、当たっても痛くない!」


上記の①~③で10分。
それが終わって「跳んでいこう!」という流れに入ります。


以前のブログでも書きましたが、

「跳びたいから跳ばない」
※2015/12/19ブログより

…というこの考え方は、
縄跳びだけではなく大縄にも他の種目にも当てはまるものです。
たった10分のこの活動は、実際に跳んでいく時の基礎となり、目標への近道を導いてくれます。

今回は、その後10分の1人跳び練習時間で、6人全員が跳ぶことができるようになりました。

目の前の子どもの状況に合わせて即興的に内容は変えていくので、今回の指導内容は、あくまで一例であり、次回別の大縄レッスンの時には違うものとなるかもしれません。
また、指導員によって内容が違うので、一見違うレッスンに見えるかもしれません。
ですが、この考え方は、スポーツひろばの指導員全員に共通しているものです。


やり方は色々!
考え方は一緒!

【やり方】<【考え方】
※2016/1/23ブログより

…私自身が一番にこの考え方を念頭に、これからの他の種目のレッスンも伝えていけたらと思います!


今週は、縄跳び教室ラスト!
ということで、縄跳び指導の総括の回といたしました。
※来週から縄跳び教室の第2期が始まります
新たな子どもたちとの出会いが楽しみです✨

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