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ブログ・ワンポイントレッスン

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跳びたいから跳ばない

こんばんは。
スポーツひろばの今村こころです。

来週はいよいよスポーツひろば冬の合宿が始まります!


【縄跳び強化合宿】と銘打って行うこの催しと同じく、今月はスポひろのレッスンも縄跳びがメインとなっています。

本日安納先生と2人で行ったレッスンで、私と一緒に頑張った子どもは、連続前跳びが跳べる組の5人です。

ということで、まず初めにそれぞれの目標に向けて跳び始めた子どもたちでしたが…

それぞれの目標はこちら↓

1人目:連続前跳びの記録更新
2人目:駆け足跳び
3人目:スムーズな駆け足跳び
4人目:交差・あやとび
5人目:二重跳び


…バラバラ!

グループレッスンの場合は、それぞれに練習をしてもらって教師は個々に回って行くという方法が一般的だと思います。
ですが、同じ技ばかり練習をして、さらに出来ない、疲れる、見てくれる人の目もない空白の時間ができる、ともなると、気持ちが萎えるのは明らかです。


ということで、今日は動作は違う様に見えてもできない原因は共通!という考えのもと、全員で同じメニューを取り組むことにしました。



縄跳びは、

①腕の構える位置や縄の回し
②ジャンプ(足の上げ方)
③①+②のリズムやタイミング

という①~③の部分を
同時に行う=跳ぶ行為です

ということで、全ての基本は
【前跳び】になります。

慣れない技の動きにつられて、できている(もしくは曖昧で到達度が甘い)①②③の部分が崩れることができない原因の1つでもあります。

もちろんその技特有の動きも練習は必要ですが、全員に共通する①②③を強化するべく、一気に全部やろうとする練習は早々に切り上げて全員縄を地面に置きます。

そして、①~③の部分を跳ぶ・拍手・腕を回す・声を出すという動作を組み合わせて確認していきます。

結果的には、エアー縄跳び:縄跳び=8:2位の割合で進めて行きました。

連続前跳びのフォームが、体力の消耗が少ない楽なものになったり、記録が伸びたりと、それぞれに改善が見られた20分後…


それぞれの目標の技に再度チャレンジしてみたところ、

1人目:連続前跳びの記録更新
→記録が伸び、早くスムーズに腕が回る
2人目:駆け足跳び
→両足跳びから片足を上げて足の入れ替えができる
3人目:スムーズな駆け足跳び
→その場にとどまって跳べる
4人目:交差・あやとび
→交差の腕の形から縄を跳び越せる
5人目:二重跳び
→1回跳び越せる

ようになりました。
今日行った内容ははみんな共通
【前跳び】のみです。

出来ない技を練習する量も必要ですが、出来ること(技)に立ち返って交互に進めて行くことが最終的に一番効率がいいかもしれません。

そんなわけで、今日は
「跳びたいから(縄)跳ばない」
という1日でありました。


来週はこのような縄跳びのドラマが沢山生まれるであろう合宿の臨場感溢れるレポートをお送りしたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

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