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ブログ・ワンポイントレッスン

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体育で泣いてた女の子

こんばんは


スポーツひろば ゾノ先生 です。



本日のレッスンの出来事です。


本日は小学校6年生の女の子の指導を行いました。


お母さんから


「学校で縄跳びの授業で出来なくて泣いて帰ってきたんです」


この女の子は障害を持っています。


今まで学校の運動会の組体操の練習や


跳び箱などをすべてこのスポーツひろばのレッスンで出来るようになってきました。



また学校の体育で嫌な思いをしたのか・・・



信頼関係はバツグンなので


「今日学校の体育で縄跳びだったんだって?」


「先生と縄跳びの練習をしようか??」


と聞いたら


「先生とだったらやる!」


と言ってくれました。



今回の女の子の特徴は


縄のまわし自体が非常に苦手です。


まともに回すこともできません。


なのに学校では


「1回くらい気合いで!」


そんな無茶な!!!



なので、いつもの段階的指導で解決に導きます。



まずは腕のまわし方から


ジャンプを入れずに、回すだけの練習をします。


最初に取るポーズ


手の形


最後の手の位置など


1つ1つコマ切れで練習をしていきます。


1つできたら褒めて


点数をどんどんつけていきます。


「どうすれば100点なの?」


こんな言葉も自然と出てくるようになります。


「今のはここが悪かったから80点くらいだね」


自分の間違っているところも理解できるようになってきます。




そして


ジャンプの練習


連動させずに


縄を回す→ジャンプをする


を繰り返します。


回しながらジャンプの練習に入ると


連動が入るので余計な力が入ってしまいます。



これも1つ1つ丁寧に評価をしてあげながら練習です。



そして少しずつタイミングを速くして・・・



1回跳ぶ事が出来ました。



学校の授業では泣いていたけど


レッスンでは終始笑顔でした。



出来ないからこそ


楽しく


そして


出来る様にすることが重要です。


気合いではなんとかなりません。


頼むから体育をキライになるような


体育の授業をやらないで~!!!



少しでもやり方を知っているだけで


全然違うから~!!!



と叫びたい気分でした。



帰りは


「自分でも練習するね」


と言ってくれました。


うん!


大きな進歩が出来て


先生は嬉しいぞ!



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