close

ブログ・ワンポイントレッスン

ブログ

両足ジャンプを教える

こんばんは


スポーツひろば ゾノ先生 です。


本日のお客様は


はるばる遠いところからのお客さまでした。


小さい女の子が


電車に乗ってきてくれました。



今日のテーマはジャンプです。


同年齢の周りはできているのに・・・



教室に入ってきて


いきなり180cmの男の人がいたらビックリしますよね。


若干泣き顔


どうしよう・・・泣かれてしまってはレッスンが出来ない涙


やはりここは楽しい気分にさせなくては



ということで、トランポリンを使用しました。


ジャンプが苦手だし、あまり見たこともなかった模様


「ほら~さわってみよう!ボヨボヨだよぉ~」


興味を持ってくれた!


触ってボヨボヨを確かめてる!


「じゃあ乗ってみよう!先生が手を貸してあげるね!」


手をつかんでくれた涙


よし!これで私への恐怖心はだいぶなくなってくれました!!


早速両足ジャンプに入ります。



ジャンプをしてみると


左足は上に上がるけど、右足は地面についたまま


という状態でした。



この場合はどのように指導するのが適切なのでしょうか?


そもそも


両足ジャンプのやり方を説明できないと指導はできません。


もちろん両足ジャンプの指導書も存在しません。


ジャンプをするということは



膝を曲げる→膝を伸ばす→かかとを上げる→つま先で地面を蹴る


といった動作が必要です。


なので、まずは重要なつま先で歩けるかを考えてみました。



つま先立ちでまずは歩けるかどうか?


なかなかお上手に歩けました。


つま先の力は問題がなさそうです。



熊歩きなどの膝を曲げる動作も十分できました。



よし!そしたらあとは連動と瞬発力です。


どうしてもジャンプをしようと考えると


片足しか上がらないので


ジャンプはしないことにしました。


ジャンプを意識させると


片足しか上げないのであれば


意識を外して、途中の動作までを速く行います。



つま先立ちは出来ていたので


膝を曲げて、すぐにきをつけまで立ち上がる練習。


その次は、立ち上げるところまで来たらつま先立ちの練習です。


膝を曲げる→膝を伸ばす→つま先立ち


という流れを速く行います。



そうしたら両手を握って


勢いよくつま先立ちになったところで


両手をちょっとだけ上にあげて


両足でジャンプの雰囲気を作ります。



向かい合って両手を握って


一緒に膝を曲げて~勢いよく!ジャンプ!


を一緒に繰り返す事


10分ほどたったところで


両手に重みを感じないくらいになってきたので


「じゃあ先生の手が無くても出来るかな?」


「お膝を曲げて~速く上に~ジャンプ!」



ぴょん!!



成功です。


一人でジャンプが出来ました。


その後2mぐらいの距離を両足ジャンプだけで移動する


ところまで行くことが出来ました!



成功率もほぼ100%!


素晴らしい!!



ひとつひとつの能力はありましたが


連動がうまくできずにジャンプの成功率が低い傾向にありました。


スポーツひろばには


幼児期のお子さんで両足ジャンプが出来ないんです。


という相談は結構な割合であります。


ジャンプって子どもの動作の中ではかなり重要な動作になると思います。


なんせ空を飛ぶわけですからね!


だからこそ、楽しく自信が持てる様に指導してあげたいですね。



最初は泣き顔だった今日の女の子も


最後は笑顔で手を振って帰っていきました。


良かった!良かった!



カテゴリ

カテゴリ

月刊アーカイブ

月刊アーカイブ