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跳び箱指導にて
こんばんは
スポーツひろば ゾノ先生 です。
レッスン中でもそうですが
出来なくて悩んでいる子を見ると
どうすれば出来る様になるんだろう?
常にそう考えます。
たとえばその指導法で99人が出来たとしても
1人出来なかった場合、99人の指導法ではなく
その子だけの指導法を考えます。
昨日は
文京区にて跳び箱の授業をやってきました
その中のあるひとりが
5段までは跳べたけど
6段で引っかかってしまいました。
原因として
身体が前に出ない
段数が高くなった分
前に行く力が出なくなってしまったのです。
しかし、力が無いわけではありません。
感覚として身についてないだけなので
こんなことをしました。
ゾノ先生:Aちゃん!食べ物で何が好きかな?
Aちゃん:え!?エビフライかな?
ゾノ先生:OK!じゃあエビフライを先生がここで持ってるからこれを食べに来て!!
Aちゃん:ええ~~!!
身体全体が前に出なくてはいけないのですが
前に行く途中で止まってしまうので
跳び箱の先に大好きなエビフライがあると思って
それを口で食べる様に前に出す事を言いました。
それまで学生がその子を指導していたのですが
手を変え品を変えいろいろ工夫をしていました。
足をもっと蹴ろう!手をもっと奥について
いろいろ指示を出したが出来なかったのですが
このエビフライ作戦を行って5回目くらいに
あら?跳べた!!
必ずしも指導の中で、やり方を指導しなくてもいいのです。
そう
エビフライだけでも成功できるのです。
最終的に楽しく!そして、やってやろうと思えるか
それがポイントになるのです。
学生たちもエビフライに負けるなんて涙
ってなってましたがw
その子の出来ないを
どうすればできる様になるのか?
既成概念にとらわれず
楽しく!そして、あれ!出来た!と喜ばしてあげる事
それがスポーツひろばの指導でありたいと思います。