おはようございます

スポーツひろば　ゾノ先生　です。

女の子の逆上がりの指導を行いました。

その子は筋力的にも問題ない。

逆上がりは瞬発力だと私は思っていますが

まったくないわけではないけど

出来ない。

特に逆上がりのような瞬発力を必要とする種目の場合

いくら正しいやり方を指導しても

本人が「絶対にできるようになりたい！」と思わなければ難しいです。

膝を鉄棒の上まであげて

身体が落ちないように腕で支持をしながら

後ろに回る

ここで、一瞬で自分の持っている力を120パーセントを出さないと

下に落ちてしまいます。

一瞬のパワーを出す瞬発力は本人の意思が無くては生まれません。

その本人の意思を出させるのも私たちの指導の一部です。

今回はとにかくやり続けさせました。

最初はできるだろう！と思っていたのか、自分が追い込まれていませんでした

しかし

時間が経つにつれて出来ないこと

何回やっても難しい

レッスン時間は過ぎましたが

もう終わりにしますよ、あと何回で挑戦する？

と言ったあたりか感情に変化が生まれてきました

焦り

が出てきて、速くできるようにしなくちゃ！

と意識が働くようになり

今度は涙が出てきました

出来ない悔しさの涙です。

そこから今度は動きにも変化が出てきました

徐々に瞬発力が出てきたのです

その結果

時間は大幅にオーバーしてしまいましたが

身体がボロボロになりながらも

逆上がりができたのです。

運動には「出来る」か「出来ないか」の2択しかありません

しかし、その中の練習という過程が

一番重要です。

指導法ももちろん大事ですが

気持ちを育てる事も

一番大切と言えるでしょう。